立花義正

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立花義正(9)・・・・分割玉操作

相場師立花義正氏の玉操作についてみてみたい。昭和37年1月~2月の結果が著書「あなたも株のプロになれる」の掲載されているので紹介します。37年1月  残玉試し玉から  買い建て   -2買い建て   -5買い建て   -10手仕舞い   0...
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立花義正(8)・・・試しから手仕舞いまで

相場というのは色々なやり方があるが、相場師立花氏は「うねり取り」という手法で、期間的には現代風に言うとスイングトレードともいえるが内容はまるで違う。基本的には試し玉から分割買い(売り)、ツナギ(売り買い両方ある)、手仕舞いの流れとなる。文章...
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立花義正(7)・・・追っかけでは大成しない

相場師立花義正の著書「あなたも株のプロになれる」は、インデックス投資全盛の今では、ほとんど読まれないとは思うが、相場師の著書としては最高級だと私は思う。今日はその中の一部を抜粋して紹介します。第2部売買の定石のP163「追っかけでは大成しな...
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立花義正(6)・・・区切りについて

相場師立花義正氏は区切りを大事にしていた。相場の流れを見ながら売り買いする「うねり取り」としての手法だが、相場に入り一つの流れを取った後でポジションをゼロにする(いわゆる丸(ゼロ)にする)。相場を上手になるには区切りをつける「勉強」をするべ...
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立花義正(5)・・・酒田新値の使い方

相場師・立花義正は著書「あなたも株のプロになれる」の中で酒田新値の使い方にも触れている。p141より抜粋すると「たとえば、新値の本数でやる場合は、前におじさんから教わった昔からの酒田新値の本数の数え方をして、一本目が大きいときは一本目から、...
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立花義正(4)・・・売買は経済学に非ず

若林栄四氏の経済学と相場学は違うという話を紹介したので、相場師立花義正氏の言葉も紹介したい。著書「あなたも株のプロになれる」p278より引用します。「相場の動きは社会現象であり、経済学で説明つくのですが、それはあくまでも客観的分析の結果であ...
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立花義正(3)・・・人となりとパイオニア売買譜

立花義正は終戦時に37歳だったとそうで、造船の技術者だった。タイに軍人として出征していて、終戦で現在のミャンマー経由で帰ったと著書にある。彼は仕事中の事故で片足をなくし、その後退社して相場師になるという人生を送る。苦しい人生だったことも著書...
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立花義正(2)・・・日本電気の売買譜

立花氏については人となりから書きたいところですが、前回売買譜について書いたので、まずは1例から。パイオニ屋になるまえの昭和33年の日本電気での売買譜です(あなたも株のプロになれる p182より)。 売買    残玉2-     2-3-  ...
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立花義正(1)・・・あなたも株のプロになれる

私がこの本を買ったのはもうだいぶ前、覚えてはいないが1998年か9年だったと思う。タイトルからしてミーハー本ぽく、あまり期待しないで別の本命本と一緒に買ったのを覚えている。確か新宿の紀伊国屋だったように思う。その後、本命本はクズ本で、この立...