山崎種二

山崎種二

山崎種二・・・ツナギ売買の実践 東京海上のマイナス1200円の買いコスト

私が勝手に師匠としている相場師で実業家の山崎種二氏。彼は東京海上の大株主だった。そして東京海上のツナギ売買で買いコストを大幅に下げマイナスになっていた。買いコストをマイナスにするのは、ツナギ売買を行うヘッジャーの一里塚だと思うが、林輝太郎氏...
山崎種二

赤いダイヤ

梶山季之氏著「赤いダイヤ」1962年集英社から発行された本ですが、山種が悪役で出てくる本ですね。実際に起こった小豆相場の仕手戦で、歴史的事実を架空の人物も交えて名前も変えて書いた小説です。本当に面白い本ですし、先物の初心者勉強にもいいのでは...
山崎種二

山崎種二・・・ツナギ売買②

自叙伝「そろばん」で山種は朝鮮戦争停戦での戦後不況が来ている中で、戦争再燃を期待しての不景気の株高の状況で東京海上を売りあがった。手持ち現物の詳しい話は無いが、600円台から売り上がり空売りをしていったとある。つまりツナギ売りの範囲を超えて...
山崎種二

山崎種二・・・ツナギ売買①

山崎種二は関東大震災に被災し、店も焼けてしまうという経験を独立後にする。火にまかれながら橋桁に手提げ金庫を隠し、脱出して何とか命が助かったという話がある。後に手提げ金庫も見つかるのだが、この関東大震災でいち早く保険金を出して被災者救済に動い...
山崎種二

山崎種二・・・鞘取り②

山崎種二は東京で回米問屋で丁稚をしていた時から、相場で「サヤトリ」をしていたと自叙伝「そろばん」に書かれていたことは紹介した。だが、どうやって?種銭は持っていたと書かれているが、後は当時山種は倉庫の管理の仕事をしており、コメの状態を見るため...
山崎種二

山崎種二・・・鞘取り①

山崎種二(やまざき たねじ)は私の大好きな相場師・実業家です。1893年生まれで、1983年に亡くなるまで、まさに相場にまみれた人生を送った日本を代表する相場師だ。実業家としても、山種証券(現SMBC日興証券㈱)や山種物産㈱、辰巳倉庫㈱、株...