政治報道にまどわされないこと

もう日々日本の政治がどうなるかが報道されてますが、これで相場を考える人はどうかしている。確かに先日、公明党が政権離脱をしたときに下げましたが、こんなものは相場の「呼吸」にすぎず、気にすることでもない。それより、「報道」「ニュース」で相場の判断をすることが間違っている。報道・ニュースはみんなが知ってしまったことで、これで自分が有利な行動をとれると思うのが危険だ。ましてや「しまった」とばかりに、投げを打つなんてもうお笑いネタにしかならない。こういう人は「投資戦略」が無い人が多いと思う。自分の買ったものはどういうもので、何故買ったのか、今後どうなったら売るのか、あるいは永久保有なのか、など事前に決めておかなくてはならい。私は基本的に永久保有する銘柄しか買わないので簡単だが、人によっては「みんなが買っているから」とインデックスを買っている人も多いと思う。報道で真っ暗なニュースが出て、「みんな」がこれから暗い、相場は下がるだろうとなれば、そういう投資戦略のない人は投げるしかなくなるのかもしれない。相場には真理がある。それは「大多数同じことをしても儲からない」という事だ。今の自分のやっていることはそうなのか、考えてみてはいかがだろう。

たなぶ