「米も弱く、人気も揃い、我思い入れも弱き筋、その後、是非上がるものなり。人々の気も強く、上がると志し候米は、決して下がるなり。兎角、百俵上げの米は下がること誤りと考うべし。タワヒもなく弱き米は、上がること計りと考え可申こと肝要なり。」
相場つきも弱く人気もない。自分の考えも先安と思えるようなときは逆に上がるものだ。大勢が上がると思う相場は、下がるものだ。とにかく大きく上げた相場はさらに上がると考えずに下げを考えるべきだ。反対に暴落していきそうな相場の時は売りではなく上げを考える事が大事なのだ。
たなぶ
本間宗久・・・42章すべてが片寄ったとき
本間宗久

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