「5月米、人気弱くて値は上がる、四月下旬に買いの種まけ」
5月の米相場は端境期の関係で強気になることがある。前年豊作になった場合は、米の需給のゆるみを考えて弱気に傾き、下げを予想して売り方に回ってしまうものだ。しかし、相場は一向に下げず売り方は踏み上げをくらうことがる。四月下旬の相場は安値圏を買う方がいい。
これは「理外の理」が相場には存在していることをいっている。理論的には下げるのが当たり前の時にも、相場では逆の事が起こるということです。
たなぶ
三猿金泉秘録(6)・・・相場は理論のみあらず
牛田権三郎

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