本間宗久・・・第11章「行付天井値段」

本間宗久

数か月上がったり下がったりした後の相場についての話です。
「天井行付値段というのは数月の間高下あり、段々五六俵も引上げ、その後上ぐべしとも下ぐべしとも知れぬようになり、又毎日十俵宛も必至必至と引上げ、売買ともに連れ落になり、大騒ぎ出る節、上げ溜り年中行付天井値段なり」

大天井の値段というのは、数か月の間上げたり下げたりして底値から大幅に上がった時点で、気迷い人気になる。そこからさらに急ピッチに上昇しはじめ熱狂場面にいたる。ここがポイントで、大天井となる。

たなぶ

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