先日元の職場のおば・・・お姉さんから相談がありました。「NISAやるか悩んでいるんだけど、もう私の年で月1万円とか積み立てても意味ないよね・・・」彼女は51か2歳だったと思います。色々動画見たようで、15年投資すればマイナスがないとか、利回りは長期で5~7%、買うのはオルカンかS&P500とか勉強したそうです。
(なんて回答しようか)
と思いました。言い方が、意味ないって言ってほしそうに思えたました。本当に色んな人が投資を始めるようになったと思います。ゼロ金利も長く、しかもインフレで元気価値が毎年目減りしていく中で投資に目が行くのは当然かと思いますが、ただほとんどの人が「損をするのは嫌だ」「難しいことはわからないし、勉強する時間も無い」と思いつつ、「儲けたい」という都合のいい考えの人が多い。これは投資信託の平均保有期間が3年未満の原因だろうと思う。
結局「意味はないとは思いませんけど、自分で勉強するつもりがないなら後でつらい思いをするかもしれませんね。」と回答した。多少不満そうな顔で彼女は去っていったが、たぶんまた別な人に同じ質問をして、「意味ないよ」と言ってもらうつもりなんだろうと感じた。
凸凹しながらも日本の相場が2012年以降の上げ相場で、上げ相場しか知らない世代も増えてきた。「暴落は買い」というのもこの12年間の大幅安が短期で戻ったからに他ならない。しかし、相場には上げ相場と下げ相場がある。数年にわたる下げ相場をまともに受けて、将来上がるよと思いつつ自分の資産が減るのを毎日数年眺め続けられる人は、ほんの一握りだろう。人間はそんなに強くない。いつかはわからないが、下げ相場は必ず来る。もっと売りの技術が広がってもいいと思う。
今回のテーマだが、50代の小額投資は意味がある。相場変動を「感じる」ことは大金も小額も関係なくできるからだ。この相場変動の感覚こそ、将来につながる財産になると私は思う。
たなぶ
コメント
日本の相場が2012年以降の上げ相場で、上げ相場しか知らない世代も増えてきた。
私もそうです!
暴落は買い❗️で暴騰で利食いで終わってしまいます(^^;)