為替はゼロサムゲームだ。株や債券のようなものと違い、為替は投資というよりギャンブルに近い。そしてギャンブルとしてやっている人も多い。ギャンブル中毒の人にとっては、FXはやめられない人も多い。株や債券がプラスサムゲームであるのに対して、FXはどちらかが勝てばどちらかが負ける、誰かの損が誰かの利益になるのだからマイナスサムゲームといえる。まあ、レバレッジも国内で25倍が認められてるので「夢」を追う人が多いのも確かだろう。私のブログでは株を中心に話をしているので、過去「破綻する投資家」として、
①信用取引の買いをする人
②仕手株を狙う人
③満額(手持ち資金全額)買う人
を言ってきたが、FXはレバレッジ取引なので破綻は時間の問題だろう。バフェットが言うように「急いで金持ちになりたい人ばかりで、ゆっくり金持ちになりたい人なんかいない」というのは真理だと思う。みんな急いで金持ちになろうとするのだが、だいたいうまくはいかない。時々「いやいや為替で億り人になった〇〇さんが目標です。」という人がいるが、野球で大谷選手やイチロー選手のようなプロ野球選手にあなたはなれますかというと、無理だとほとんどの方が言うと思いますが、なぜか相場だけは自分もできると思ってしまうから不思議だ。「早く億万長者になって、なったら債権やインデックスで安定した投資をしてのんびり過ごしたい」という話も本当によく聞く。だが、順番が逆だと思う。目標が億だったら、地道に利益を積み上げて億までいったら少しなくしてもい小額で高リスクの取引をsるべきだと思う。
基本私はFXは人に進めないし、自分もやらない。やりたい人がやるのは自由だが、自分が大谷やイチローではないことは認識しているので、そんな人を目指したりもしない。そういうあなた(たなぶ)も山種を勝手に師匠にしているといっているじゃないかと言われるかもしれないが、山種は確かに勝手に師匠だと思っているが、目指してはいない。定年後年金に頼らなくても楽しく生活できる資産があればそれでいいというのが私のスタンスで、それは目標が達成されている。それなりは結果は出ている。さて私の話はさておき、FX出ない方法で相場に臨んでほしいと思う。
数年前定年した上司が「退職したら退職金でFXをやろうと思う!」と言っていたがたぶんひどい目にあっているのだろう。また、先日だがアメリカ大統領選で昼にスイングステートの5州でトランプが優勢なのを見て「トランプ当選ですね」といったら部長が、「円高になるかな・・・」というので、「いや、トランプは減税や財政出動など米国債が増えますし、関税を上げるのでインフレも上がりますからアメリカの金利が上がってドル高だと思いますよ」と私がいうと小さな声で「破産する・・・」といったのを私は聞き逃さなかったです。たぶんFXをやっているのだろうなと思いました。会社で偉くなる人は自分が優秀だと思い相場を始める人も多いが、FXのようなゼロサムゲームで勝ち続けることは難しい。レバレッジを掛けられるということは、過去の損を一気に取り戻せる可能性があるということなので、やめることが出来なくなる。本当にFXはやらない方がよいといいたい。特に初心者は絶対避けるべきだ。
たなぶ
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