本間宗久・・・第2章「下げ相場月頭強く、月末弱気こと」

本間宗久

本間宗久相場三昧伝の第2章にこうある。「下がる米は月頭に強く、月末二十九日毎日まで下がるものなり。上げ相場の通いは月頭弱く、月末強く、急上げの方なり」


月足陽線の形になるのが、強い相場。その逆に陰線になれば弱い相場ということだろうか。相場師は月足と日足をみるというが、本間宗久も月足を上げ下げ相場の基準としていたということだ。


月足を見ているという事は、数日単位の、ましてはその日の動きで利ザヤを取っていたわけではなく、数か月以上の動きの中で本間宗久は利益を出していたという事だろう。


そして、米相場という相場の癖をつかんで売買していたことがわかる第2章だと思う。



たなぶ


コメント

タイトルとURLをコピーしました