宗久は相場は「仕掛け」が大事で、これが上手くいかないと相場全体が成功しないと言っている。また天井値(新高値?)や底値(新安値?)が出るのをじっくりと待ち、仕掛けるのが良いとも言っている。
また、今がチャンス!という場面が来ても「3日待つ」のが大事だという。3日待つことで冷静に相場が出来るからというが、なかなか出来る事ではない。宗久の相場は慎重な言葉がかなり並ぶので、ギャンブラーというにはほど遠い。
そして利が乗ったら利食いをし、40~50日休むべしと書かれている。まさに、買うべし売るべし休むべしを体現した相場師だったことがわかる。現在の朝から晩まで相場漬けの人に、是非読んでもらいたい(笑)
百俵見切れ、ともある。現代風に言うと、腹八分目にして相場で深追いするなという事だろう。だんだん、慎重すぎるのではと思えるが、彼は江戸での破産の経験から、相場で生き残るには、慎重、忍耐、休みが必要だと考えたようだ。
あと、88章・・・・長いな。。。たなぶ
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