敗者のゲーム

チャールズ・エリス

敗者のゲームは、チャールズ・エリス氏に書かれたインデックス投資が他のアクティブファンドに勝つという理論を書いた有名な本である。


私もかつてこの本を読み、衝撃を受けたものだ。結局、アクティブファンドは手数料や信託報酬が高く、また人の判断での投資は市場平均に勝てないというものだった。


現在のインデックスファンド投資の強力な理論となっている。投資の神様、ウオーレン・バフェット氏も、インデックスファンド投資を肯定している。


大きく2つの利点がある。① 長期ではアクティブファンドに勝つ ⓶ 誰にでも再現性のある投資である。そう考えると、個別株投資をするより、出来るだけ広い平均値になる世界株指数連動型のインデックスファンドに投資するのが正しいという事になる。


個別株投資は投資の神様にならないと、インデックスファンドには勝てない。なのに個別株投資やアクティブファンドへの投資は止まない。私を含め、人は自分は平均値を超える運用が出来ると信じているからだ。


長い時間の中で、それは無駄な努力に終わるのかもしれない。その答えは、時間だけが知っている。


たなぶ

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