相場で破綻する人には特徴がある。
① 満額張る人
② レバレッジを掛ける人
この2つを行う人はだいたい破綻する。ましてや、資金いっぱいの保証金でFXやCFD、信用取引で3倍の買いをする人などは、破綻は時間の問題だ。
相場は「恐怖と欲望のゲーム」なので、満額(資金のほぼ全部で投資商品を買う事)買った方が思惑があたった場合、利益が大きくなる。レバレッジも倍率が高くなるほど当たれば利益が大きくなる。つもり儲けたいという欲望を相場で表すならば、満額張るという行動になるのだ。
しかし、相場は思い通りならない。リスクを危険と訳す人が多いが、正確には変動幅のことなので、大きく儲けられるという事は、逆に動けば大きく損をする事を意味する。
③損切りが出来ない
損を確定するのを嫌がり、含み損になると急に長期投資家になる人もいるが、これも損を大きくするだけだ。損をするのは誰でも嫌だ。でも損切りしないと逆に動いた場合、そのトレンドをもろに受けることになりかねない。テクニカル分析に詳しいくせに損切出来ない人が多いのは、人間の心の面白いところだが、出来ない人はいずれ破綻する。「買い時、売り時、損切時」は事前に自分でルール化すべきことだし、日本の相場師たちも大事にしてきた。
逆に言えば、総資金の一部しか稼働させず、レバレッジを掛けず、損切を素早く行えることが破綻しない投資家の条件だと思う。もちろん、私もこれは守っている。サラリーマンで億り人になれたのもこれを守ったからだと思いっている。もし、①②③が守れていない人は、すぐに実施することをお勧めしたい。
たなぶ
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