試し玉と逆玉

相場について

前にも書きましたが、また少し書きます。相場師の技法を調べていく中で、「試し玉」と「逆玉」というものがあると学んだ。試し玉は、まさに試すことで例えば1万株買う前に、まず100株だけ買ってみて値動きを確認してから本玉を買う。最初は「なんのこっちゃ」と思ったが、長くやるとこれが実に良い方法だと思ったのだ。相場は感覚的なことが多い。チャートをいくら眺めても真実にはたどり着かない事が多い。その為の試し玉だ。

「逆玉」は、さらにわかりずらい。本玉を建てたいがどうにもわからない時に、建てたいポジションの逆の試し玉を少数建てるものだ。私のブログを読んでくれている方は気づいたかもしれないが、先日原油のETFをいったん売り手じまいしたあとで、原油ベアファンドを買った。これが逆玉だ。通常の日柄やチャートからすればすでに原油は高すぎて本玉を改めて建てるのはどうかと考えていたが。ウクライナ侵攻した場合の事を考えるとどうしても買っておきたかった。だから逆玉を立てて動きを見ていたのだ。その後、原油ETF本玉を立てたのは相場が上に行きたがっていると逆玉で感じたからだ。

まあ、偉そうに書いたが。今回うまくいったので書いただけで、失敗したことも多数あります。こんな技法もあるのか、くらいでいいと思います。

たなぶ

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