下げに勢いがついてきた

相場について

相場の下げに加速が勢いがついてきた。だが、まだまだ投げの感じではない。下げ相場は何度も急落急騰が続く現象であることは、何度も言ってきた。だから、今回は本当の下げ相場になる可能性が高い。それはFRBが一時的と最初は言っていたインフレが続いているからだ。70年代のインフレ、そして米株の低迷を思い出す事が大事だ。この十数年の米国株の上げが普通の状態だと思わない方がいい。途上国や日本などが相場の主役だったこともあるのだ。今にして思えば噓のようだが、間違いなくあった過去だ。そして経済成長率から考えてアメリカは中国、インドに抜かれるのは間違いない。歴史上、覇権国は世界1位の経済大国でもあった。世界2位、3位に転落した国が、覇権国を続けることは出来るのだろうか。米国が覇権国になったのも1945年の第二次世界大戦の勝利によってである。欧州が戦場になったのが主因だ。米国の前はイギリスが覇権国で、その前はスペイン、ポルトガル、一時的にはフランスなど。覇権国は100年~200年で変わっていくものだということも知っておくべきではないだろうか。もしアメリカの覇権が終わるのであれば、この十数年の株高が最後の晩餐だったと未来の人たちはいうのかもしれない。そんなことも少しは頭に入れて、今回の下げ相場を見てみてはどうだろうか。

たなぶ

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