政治と相場

相場について

石破総理が粘ってますね。「地位に恋々としがみつくものではない!」と口では言うが、本当に粘ってます。選挙の敗北で責任を取らない総理を下す方法はなかなかに厳しい。それほど現職の総理大臣というのは力が強い。ましてや現在の小選挙区制度では党執行部が公認権も持っていて、逆らうのは非常に難しい。そして石破総理は伝家の宝刀「解散」までチラつけて石破おろしをけん制している。往年の三木武夫を思い出すが、彼は選挙で負けて退陣したが石破総理は衆院選、都議選、参議院選と三連敗しても下りない。

結局今も株価は高値圏にあり、ここから誰かにかわったら株価が倍になるということも簡単ではない。民主党政権から自民・安倍政権に代わったときの様な経済政策の大幅な変更も考えられない。逆に衆参で過半数の勢力を無い状態にした日本国民のバランス感覚は凄いと思う。こうすれば、何も決まらない。増税も社会保険料UPも決まらないという事だ。何も決まらない、だが減税などは赤字国債で野党が可決するかもしれない。弱い政治が続けば財政は緩む方向だろう。それは円安・インフレとなる。現在の株高は、それを見越してのものかもしれない。

たなぶ

コメント

  1. 隊長 より:

    日経平均だけ、過去最高値超えちゃいましたね!

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