本間宗久・・・40章　後悔に２つあり

「後悔に二つあり、是を心得べし。高下の節、今五、六日待つ時は、十分取るべき利の勝を急ぎ、二、三分取り逃がし候後悔、是は「笑うて手仕舞う後悔なり。また、七八部利運の米、欲に迷い仕舞いかね候間引下げ損出る後悔、是苦労致候上の後悔成り。慎み心得べきことなり。」

後悔には二つあります。これは是非心得ておきたいものです。ひとつは、あと5、6日持ってい入れば十分な利益が手に入ったものを利食いが早すぎて2～30％儲け損ねたときの後悔ですが、この後悔は笑って見過ごせる後悔です。もう一つの後悔は目標の7～80％の利益になったが、欲に迷い手仕舞いせず相場が急落しても上kどころか損を出してしまう場合の後悔です。これは後々まで嫌な気分を残した後悔です。常に腹八分目として後者の後悔はしないよう慎みましょう。

たなぶ

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