インデックスと相場観

相場について
最近はあちこちでインデックスこそ最強というインフルエンサーの話が出回ってます。確かに相場観を持っての相場には技術が必要ですし、簡単ではありません。もう2008年のリーマンショック以来長期の下げ相場というのは着てません。コロナや昨年8月のトランプ関税での下げなど短期の下げはありましたが、年単位の下げでしかも複数年下げる下げ相場というのはきていない。私は長く相場をやってきてますので、確かに指数は長い目で見れば上げているので持っていればいいというのは分かりますが、下げ相場というのは本当に大変です。人間の心理は下げ相場を受け入れられるほど強くはないのです。私はツナギ売買をしてますが、売りを使えるというのは本当に保険としていいものです。現在多くの初心者が相場に参入し、指数を買っています。相場というのは全員が儲かるようにはできていません。いずれかならず下げ相場はきます。その時こそ、投資家としての力が試されるのだと思います。買いしかしないのであれば、忍耐力、信念、信仰といえるほどの力が必要でしょう。そんな辛い思いをしてでも得られる利益がペイすると思えば投資を続けられますが、「こんな辛い事は無理だ」となるのが人間というものです。相場の参加料は安くない、それは資産の多寡に関係なく投資家に問われるものです。買いしかしない、インデックスしか買わない、そんな投資家は強い信仰心を養わなければ、いずれ下げ相場という悪魔に心を侵される日が来ます。最近のインデックス至上主義に一言言いたくて、「この記事を書きました。最後に相場とは「少数者有利の法則」がある世界だと紹介して終わります。

たなぶ

コメント

タイトルとURLをコピーしました