本間宗久・・・37章 下げを待ち買い入れるべし

本間宗久
 「天井を 考える事は、百俵以上の的あり。底を考うることは百俵下げを的にすれ共、その時の横様に迷うことあり。下げかかる時は十日十二日十三日もさがるもの故、能く能く見合せ、下げを待ち買入るべし。丑の日、不成日、天一、八専、此の日多くは、下げ留なり。わけて下げ相場の買は底を買わざれば利浅し。」


天井を想定するときは、底から百俵以上上げ相場を考えて目標とすべきだ。逆に底を想定するときは高値から百俵下げを目標にすればよいのですが、その時の状況で迷うことが往々にあります。下げるときは10日、12日、13日も下げることもあるので、よくよく見極めなくてはならない。暦から考えると丑の日、不成日、天一、八専の日に下げ止まることが多い。下げ相場の時は底で買わなくては利益になっても利益は薄い。

たなぶ

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