難平と分割売買

相場について
シロートのやる難平とプロの分割売買は全然違う。そもそも買って大きく損をしたので難平をするのは間違っている。すでに大きく下がった時点で自分の相場観が曲がっている事を認めて撤退が正しい。最近NTTが大きく下がり、その割に信用買いがかなり増えている。いずれ破綻する投資家が大量に出るのだろう。人間は損をしたくない生きものだ。だから買った株が下がっても、急に長期投資家になったり、難平を繰り返してくるか来ないか分からない上昇を待つことになる。そして現物での難平する資金が尽きると、今度は現物を担保に信用買いを行う。こうなると破綻まであとわずかだ。特にこの段階で上昇して生き延びた投資家は、また同じことを行う。そしていつか破綻の日を迎える事になる。

相場師の分割売買は、まるで違う。例えば陽転した後で、陰線1本目で0-1を行い、さらに下げて新安値陰線で等分割なら0-1、不等分割なら0-2などし、さらに陰線新安値が出れば0-1や0-3など平均値を作る。銘柄にもよるが4本目陰転の可能性が高いものは、4本目陰線新安値で損切りする。だが、ちゃんと分析していれば勝てる可能性が高いと思う。同様に陰転後の売りも同じやり方だ。よく「買いは買った分が無くなるだけだが、売は青天井で怖い」という人がいるが、損切ルールも作らないシロートの話だと思う。上記のセリフを言う人は、それほど相場技術に詳しい人ではないと思う。


NTTはどこかで「投げ」が来るように思うが、まあいつの時代になっても相場は欲望の逆が出来る人間しか生き残れないと思う次第である。

たなぶ

コメント

タイトルとURLをコピーしました