材料という名の雑音

たなぶの独り言

ニュースで出てくる材料で売買している投資家も多いだろうが、お勧めしない。情報は発信者に有利で、そもそもニュースになっている時点で、みんなが知っているわけで、自分にだけ有利に働くわけもない。


まあ、材料で多くの投資家が投げをうっている時に拾うのはあるもしれないが、大多数と同じ行動、特に投げをうつのは最悪の手だ。相場が急落している状況では、人は恐怖にかわれて冷静ではいられない。日頃、PERやPBRなどと分析している投資家も、投げの時は「早くこの下げの恐怖から逃れたい」となってる。


得てして、この投げ・セリングクライマックスで相場は反転したりもする。投げが出るのは「絶望的な材料」が出た時が多い。誰が聞いても、もう相場は地の底に落ちる、というようなニュース・材料に相場は反応して動く。


でも、よく考えて欲しい。相場で儲けるためには安く買って高く売る(高く空売りして安く買い戻す)しかない。なのに、投げて終わるのは最悪だ。材料に振り回されるのは、絶対に避けるべきだ。私はTVはほとんど見ないし、もちろんニュース番組も見ない。


相場のチャートに相場のすべてが映し出されていると考えているからだ。TVニュースは相場の転換点で投げや天井でよく取り上げられるので、取り上げられたら撤退するか、逆の動きの準備をするのはいいかもしれないが、まあお勧めはしない。

一生懸命一日、パソコンのモニターで情報を拾いながら売買するトレーダーの皆さんは、本当にご苦労様といいたい。激務だろうなと思う。でも、私はそんな相場はしたくない。しなくても利益は出せるし、出してきた。


材料を無視しよう。情報なんて気にしない事だ。


たなぶ

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