強すぎる日経平均 つつみ

相場について

日経平均が月曜日も大幅高した。しかも先週金曜日の「こま」を丸抱えする「つつみ」で上げている。相当に強い相場だと思うが、こういう時に空売りを入れる人は中々いないだろう。もう理屈抜きで上がるので、今日売ればすぐに損という状況で空売りを入れるのは「落ちるナイフを掴むな」の逆バージョンとも言える。でも、こんな状況でも売りを入れるのがヘッジャー達だ。私もそうだが、上がった手持ち株のツナギとして売りを入れる。「利益確保の売り」であり、保険売りなのだが、この点わかりづらくなかなか理解されない。とにかく、上げ続ける相場は無いので、日本株も調整に入る時が来る。今日かもしれないし、明日かもしれないが、ここまで来ると誰も分からない。だが、必ず株は下がる。相場は上がったり下がったりするのが仕事だからだ。そんな中で冷静に相場を行うのは、売りも買いもポジションを持つ事だと思う。買って下がったらしまった、売って上がったらしまった、というのは精神衛生上宜しくない。上がればゆっくりツナギ、下がればゆっくり買い戻す。持ち株コストは徐々に下がっていくという寸法だ。上がっても下がってもどちらでもいい。そんな心持が相場との付き合いを楽にしてくれると思うのがだ、どうだろうか。

たなぶ

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