たなぶのツナギ③

相場について

ツナギについてもう少し。
ツナギについて別にそんなに複雑にしなくても、単に現物売ればいいじゃないか、と考えている方もいるだろう。ですが、ツナギは節税にもなります。


例えばある株を100円で買い、200円になりその後150円になった。という場合で説明します。


まず現物だけでツナギをしない場合ですが、100円で買いました、そして200円で売りました。150円まですぐ下がったので、いいところで売った。利益が100円なので税金20%、20円を引きますので、現金180円を持っているという形です。


では、ツナギをした場合です。100円で現物を買ったところまでは同じです。同じく200円でツナギをしました。そして150円でツナギを買い戻しました。ツナギの利益は200円から150円なので50円なので、税金20%である10円を引いて40円になります。つまり150円の株券と40円の現金、つまり190円の資産になります。


まったく同じ株価の動きで、現物取引は180円、ツナギは190円と10円の資産差になります。これがツナギのいいところです。好きな株を長期投資するのは、理にかなっています。そこにこのツナギを使う事が出来れば、買いコストを下げて下げ相場のストレスを軽減することができます。


ツナギの有利性がわかってもらえましたでしょうか。



たなぶ

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