優待株 ① 「吉野家」

優待株投資

投資は長期投資した方がよいのは皆さんご存じの通りです。でも、長期投資とは上げ相場だけでなく、下げ相場とも付き合う事を意味しています。下げ相場というのは年単位で自分の資産が目減りしていくという、精神衛生上本当に悪いものです。その中でも保持し続ける方法として「インカムゲインで回収する」というものがあります。例えば5%の優待株があれば、20年持てばインカムゲインで投資資金を回収出来て、時価が含み益になります。最初から「株価は関係ない」と株価を見ないのも手です。

優待株ですから優待が半年に一度もらえますから、これが「投資しした実感」として感じられるのが強みです。インデックスファンド投資は、数字が動くだけでこの「実感」が得られないのが弱点でもあります。また、優待株の良いところは配当のような税金を取られないところです。ですので優待利回りの高い株に投資し、長期保有する戦略は十分有効だと思います。私も投資を始めた最初は色々失敗しましたが、優待株を持ち始めて長期投資が出来るようになったのを覚えています。

優待株は自分の生活に合っているものを買うのが一番良いです。使わない優待株を買い、オークションサイトで売ろうなんて考えない方がいい。私が好きな優待株は吉野家です。吉野家の牛丼好きなので(笑)。食べ物系の優待は味やお店の客の入り、店員のサービスなど自分で確認出来るのが利点です。優待株投資する際は①10年後もその商品・サービスはあるか。②その会社だけの特別なファンがいる商品を出しているか。③配当は安定的に出しているか。に気をつけるべきだと思う。

①は長期投資すので当然ですが、今だけ人気あるが10年後ないものに投資してもしょうがないです。過去、カセットテープやフイルムカメラ、ポケベル、そろばん塾(?)など昔はあって今はないものはいっぱいあります。技術革新で消えていくものは投資してはいけません。②ですが吉野家の牛丼は青春の味なので、私は一生食べたいです。以前、牛丼の味を変えてコスト削減し、倒産した過去を吉野家は持っているので、米牛の牛丼の味は守られると信じています。こんなファンがいる会社を選ぶべきです。

③は優待というのはいつなくなるかわからないものです。経営が悪くなると配当を止める会社が多いですが、優待は無配株でも出している会社が多いですが、いずれ優待もなくなる公算が大きいです。配当も出せない株は株価もすぐれませんから、まずは配当が出ているの株を選びましょう。そして買ったら永久に持ちましょう。買うなら暴落時に買うのがお勧めです。

今回、吉野家ですが今買えという記事ではありません。現在優待利回りが1.77%しかなくお勧めしませんが、私が買ったころはかなり利回り高かったので買いました。昔なのであまり覚えてませんが、基準は上記の通りでぶれてないと思います。今お勧めでないのに記事にするなと怒られそうですが、私の優待株でも最古参の吉野家から紹介したかったのです。基準もはっきりしていて、説明しやすかったというのもあります。私は優待株だけでほとんど外食は済ませますので、エンゲル係数低いと思います。以前もいいましたが、得た優待の金額は「全額再投資」すべきです。吉野家のものを吉野家に再投資はしなくていいですが、複利こ投資家が使う最大の武器なので重要です。ではまた。

たなぶ

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