投資とは何か。これは初心者だけでなく、私自身もよく考えるテーマだ。よくある答えは「資産」を買う事。資産とは収益を生み出すもの。株であれば配当や優待、債券出ればクーポン、不動産であれば賃貸料などである。お金を生み出すものが資産だ。こう考えると、無配の株やそもそも何も生み出さないビットコインなどは、投資ではないとこになる。
一般的にはキャピタルゲインだけを狙うものを投機という。機会に投じるから投機だ。あっているように思うが、インカムゲインがないと投資ではないという考えには、違和感がある。私のように長期投資の株を持ちながら、人気をツナギ売りするヘッジャーは投機家なのだろうか。何も考えず人気株や投資信託を買い、暴落にあって投げ売りする人は投機家でないのだろうか。
相場は短期になればなるほど予測が難しくなる。アメリカ相場は100年単位でみればずっと上げている。だが、相場で破産した人はたくさんいる。これは何を意味しているのだろうか。配当や優待があろうが暴落に耐えられなければ、投げ売りするのが人情だ。これは投機だったといえないだろうか。
私の結論としては、投機と投資の境なんてなく、正しく相場と知り、正しく付き合うのが投資で、無謀無知に金を突っ込むのが投機ではないかと思うがどうだろう。
たなぶ
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