本間宗久・・・第7章「正月迄天井値段の米はあと下がる」

本間宗久

「冬中正月頃迄、底値段の米は五、六月上がるべし。冬中より正月二月頃迄天井値段の米は五、六月下がるべし。五月十分に下がる時は六月急上げなり。五月下がらざれば六月決して崩るべし、疑いなし。七八九十月迄も底値段の米は十二月迄に上がると心得べし。」

上昇を続けてきた相場が二月頃まで3か月も天井圏でもみ合えば、5~6月にかけて反落する。5月に大幅に下げれば、6月は急反発する。5月にあまり下げなければ、6月は間違いなく安い。逆に7~10月まで保合えば12月頃にかけて反騰に転じると心得ておくべきだ、というのだ。


たなぶ

コメント

タイトルとURLをコピーしました