感情に流されないでいられるか

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総選挙は自民党が非公認の立候補者の支部に2000万円を支給したことに、野党やマスコミが食いついている。自民党はただでさえ逆風の中、さらに追い込まれている。選挙まであと3日でのこのニュースは本当に自民党には痛い。というか共産党は事前に知っていて、この最終コーナーでの最後の一手に残しておいたのだろう。国民は感情的になり、自民党・公明党の与党は過半数を割るかもしれない。

自公が過半数割れになれば、どうなるかとか話もあるが数が決まらないと展開も読めないので考ええるのは面白いが、この場では書かない。もはやポジションに蓋をした私はただただ相場の行方を見るだけなのだが、相場の方向は下向きになる可能性が高いように思う。もし立憲民主中心の政権が出来ても、参議院は少数なのでしばらくは何もできない。自公が国民民主か維新と連立しても、少数政党に引っ張られる政権運営になるだけだろう。ただでさえ経済の見通しが厳しいなかで、スピードを失った政治に国民はさらに失望する結果しか見えない。

この2012年以来の強い相場は強い政治によって出来上がったと私は思う。バブル崩壊後の低迷経済は、自民党の野党転落や多党制によるものの決められない政治、まさに弱い政治の結果ではなかったか。政治の弱体化は経済の弱体化になりかねない。つまり12年もの長きにわたった上げ相場の終焉が始まるのではないだろうか。日経平均10万円や30万円などいう話もネットではよく聞いていたが、そんな相場が簡単なわけがない。赤ちゃんも横綱も同じ土俵でハンデ無しで戦うのが相場だ。下げ相場を知らない初心者投資家が多く参入した現在、死屍累々の様子が目に浮かぶ。


この週末は日本の未来を変える需要な選挙になるかもしれない。国民は感情に流されないでいられるのだろうか。

たなぶ

コメント

  1. 隊長 より:

    立花本から分割売買に目覚めた私にとっては、たなぶさんの初心者向けの記事も、すごい参考になりました!

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