相場の神の手

相場について

相場には神の手というものがあると以前も書いた。それは一見関係なさそうな市場や相場対象が同じ動きをするというものだ。例えば株ならいろんな株がタイムラグを少し持ちつつ、同じ動きをする。日経平均と商品が同じ動きをする、穀物と原油や、債券と個別株など。相場はどこかでつながっているので不思議ではないが、この神の手のタイムラグを使えば利益も出せる。裁定取引(鞘取り)がそうだ。私もたまに鞘取りをしている。個別株や指数など研究しているが、今後の相場に必須になるかもしれない。現在はインデックス投資全盛の時代だ。株のこれまでのチャートを見れば長期では必ず上がるので、インデックスを買えば間違いない、オルカンやS&P500インデックスを買えば間違いないというものだ。だが、この40年間金利が下げ続けてきたとい事実も見ないといけない。70年代80年代の金利上昇期はアメリカ株は横ばいだったことも事実として知っておきたい。つまりインデックは10年上げず、インドや東南アジア、アフリカなどの株が上がるかもしれない。そんな過去40年と違う相場の中で、裁定取引(鞘取り)は神の手を使ったどの時代にも使える投資手法だと思う。今後の相場の比率を鞘取りが増えていくと思う。

たなぶ

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