ジョージ・ソロス

ジョージ・ソロス

言わずと知れた世界3大投資家の一人。バフェット、ジム・ロジャース、ジョージ・ソロスは誰もが知る投資家だが、それぞれに投資手法が違うのも面白い。 ジョージ・ソロス は「回帰性理論」という私には理解不能な理論で投資をしている。リバモアが「マーケットは常に正しい」とい信念を持っているのに対して、ソロスは「マーケットは常に間違っている」と真逆の考えを持っているのが面白い。「マーケットには常にバイアスが掛かっていて、価格にも反映されてる」という考えには、なるほどと思うところもあるのだが、やはり回帰性理論はよくわからない。ソロスを有名にしたのはイギリスの中央銀行と戦って勝ったところだろう。手法としては先物・オプションなどデイバディブ(金融派生商品)を駆使し、レバレッジを使い、相場の「歪み」を攻めるという所だろうか。

オプション取引については、私も試しでしばらくやったことがあるがトータルではマイナスになった。もちろん、ツナギとして使ったのだから保険料としてマイナスになるのは問題ないのだが、時間価値の低減が思った以上に感じられ、私のツナギには使えなかった。オプションの個別株版のeワラントも以前しばらく使ったが、こちらも同様の結果だった。やはりツナギはしばらく持たなくてはならず、保有コストが掛かるものについては、あまり合わないのだと感じた。もちろん、ツナギではなく只の思惑として買うのであれば短期間に大きく儲けることが出来る。ギャンブル性が高い商品だ。保険をかけて事故にあえば大金が入るのに似ている。

理論価格も計算で出せるので、ブラック・ショールズ式なども勉強したが、やはり私には合わなかった。オプションは設計も使い方も保険と同じようなもので、買う権利や売る権利を売り買いするので保険屋さんが儲かる仕組みだと思えばいい。かといってオプションの売りが儲かるのかといえば、無限損失になっているのでお勧めはしない。97年にもどこかの外資の銀行が破綻したが、オプションの売りを大量に行い、損を縮小させるために損の出た反対側のオプションの買いをしたというニュースが出ていた。こんなバカな事をするのは論外として、やはり伝統的相場技法にはオプションは合わないように思う。まあ、個人の見解です。

話が逸れたが、ジョージ・ソロスはもう第一線からは引退し、慈善家として活動している。いろいろ彼の本もあるが、イングランド銀行をつぶした男とか、結果の話ばかりで彼の手筋・手法に書かれた本はついぞみない。今もいろいろ探しているので、あったら紹介したい。下記に彼の人生をまとめた人の動画(いつも他力本願)があったので、らいちゃんの動画を紹介します。

らいちゃんの動画がよくまとまってます。

【実話】予言が当たる?イングランド銀行を潰した男 天才ジョージソロスの人生【アニメ】 – YouTube

コメント

  1. 温泉バブル より:

    あけましておめでとうございます!

    今年も参考にさせていただきます。

    宜しくお願いします^^

    • tanabu より:

      バブルさん、明けましておめでとうございます!こちらこそ参考にさせてもらいます。宜しくお願いします😁

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