リスクコントロール

相場で最も大事な事はリスクコントロールだと思います。
3歳児に包丁を持たせたら危険極まりないですが、お母さんは包丁を毎日使い料理を作ります。包丁が危ないわけではなく、使うものの知識・経験によって包丁が凶器にもなるし、便利な道具になると思うのです。


正直近年投資環境は飛躍的に良くなり、NISAやつみたてNISA、iDeCOなど「積み立て・分散投資」といった投資初心者でも「再現性」のある投資が出来る環境が整ってきています。証券会社が回転売買で投資家を食い物にしていた時代を思うと、素晴らしい時代になったと思います。世界株指数へのインデックスファンドを選べば、初心者でも長期で年5%の運用が可能かと思います。


正しい知識を身に着ければ、忙しいサラリーマンでも毎日モニターやスマホを確認しなくても、資産運用が出来ます。但し、多くの投資家にとって知識が無い為に、下げ相場に耐えられなくなり相場から撤退する人も多いのではないでしょうか。昨年のコロナ暴落で損切りした投資家は数え切れないと思います。長期投資・分散等は間違っていませんが、暴落時にそれを信じられる信念は、ほとんどの投資家には無く、只々自分の資産の目減りに耐えられなくなるばかりだったのではないでしょうか。


「長期分散積み立て」は本当に正しい投資方法だと思います。でも、それが正しいとわかるには、他の方法がどれだけリスキーなのかも知らなければならない。相場はダイエットと同じだと私は思います。誰もが痩せる方法を知っています。食べる量を減らし、運動する。非常にシンプルです。しかし多くの人はダイエットで失敗します。


それは、「辛いからです」。相場も同じです。下げ相場の辛さはダイエットの辛さと比較にならないほどの辛さです。長期分散積み立てという手法は正しい方法ですが人が、心がついていけない人が多いのも事実です。すべては正しい知識と「鍛錬」が大事だと思います。相場のやり方は星の数ほどありますが、人に勧めるとしたらやはり、長期分散積み立てになるかと思います。


ですので、相場師の相場をお勧めはしません。でも、ダイエットにも色々あるのを見るように、このブログを見てもらえれば嬉しいです。



                                たなぶ

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