日本株・・・日経平均陽転中

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2025年相場の始まった昨日は下げた日経平均だが、昨年末陽転しており、特に心配な状況ではありません。また、昨年末仕込んだ大量のJリートが反発してきていて、とてもいい投資だったと思う。しばらくは上がると思うので、高率の分配金をもらいながら様子を見ていきたい。昨年末に反発した自動車株も、事前に仕込んだのでこちらもいい相場を期待したい。

今年の注目点はアメリカ株がどうなるのかであり、ウクライナ戦争がどうなるかだ。「遠くの戦争は買い」という相場格言があるが、逆に言えば戦争が終わるなら売りとも言えるし、今後も続くならアメリカのインフレは再燃すると思われる。特にトランプ政権はインフレ政策なので、利下げに転じたFRBが急ブレーキで利上げに転じれば、2022年相場の再来かもっと沈んでもおかしくはない。

もう上げ相場が2014年から続いているわけで、10年に1度くらいは大きな調整を考えなくてはならないのではないか。下げ相場こそ投資家の力の見せ所だ。あるものは我慢力を、あるものは買い増しの資本力を、売りが使える投資家は技術力が試される。日本もアメリカも投資信託の平均保有期間は3年もない。それだけ人間は下げ相場に弱い。私も含めて下げ相場で年単位で自分の資産が目減りしていくのを黙ってみられるほど、人間は強くない。

何度か言いましたが、「1日すごく嫌な思いをするのにいくらもらったら我慢しますか?」の問いに、1万円とかいう人がいたら、相場で得られる金額はその我慢料金より少なければ、投資はペイしないということになる。極端な例を言うと拷問で受けて死ぬ思いをして小額の金額しかもらえないなら、だれもそんな痛い思いはしない。相場はこの「心理的コスト」を計算しないといけないと、私は思っている。下げ相場は遅かれ早かれ来る。この10年で急速に増えたバブル資産家も、下げ相場で多くが消えるだろう。私は将来の上げを信じて下げを我慢するというやり方には懐疑的だ。心理的コストを考えればペイしないからだ。

投資には買いだけでなく「売り」もある。売りを使わない投資家は相場の半分しか知らないといったら怒られるかもしれないが、売りの技術、ツナギの技術がもっと広まることを祈っています。

たなぶ

コメント

  1. 隊長 より:

    あけましておめでとうございます!

    さて、相場歴超長いベテランのたなぶさんに、お聞きしたいのですが、去年7月に昭和時代の高度経済成長での40年間続いた上昇トレンドからバブル崩壊、その後34年振りに日経平均は昭和バブル末期高値を超えましたが、何か原因と結果はなんでしょうか?

    大変恐縮ですが次のブログ記事でもしていただきたいです!

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