サハリン2

相場について

6/30ロシアがサハリン2の運営資産を新会社に移すと発表した。持ち株の三菱商社など商社株が5%程度下落した。それはともかく、ただでさえ停電するのではといわれている日本で、サハリン2の石油・天然ガスがこないとなると停電リスクが高くなる。少なくともガス代、電気代の高騰は逃れられないと思う。日本は表向きロシアの制裁に加わっているが、商社はサハリン2の権益を手放そうとはしなかった。しかし、日本の制裁に対して報復の意志は示したものの、ロシアはこれまで大したことはしてこなかった。

今回このロシアの処置で本当にロシア産の原油や天然ガスが入ってこなければ、日本に対しての報復らしい報復処置だ。日本は当然代替えの輸入先を見つけているのだろうが(2月からいままで代替えをしてなかったら怠慢だ)、価格については高くなるのは仕方がない。長期契約とスポット買いで比較すればスポット買いが高いのだから、如何に掘削の利権が大事かと思う。ロシア産は日本の発電の8%程度らしいが、小さくはない。

1981年から金利が下がる時代が続いたが、金利サイクルは60年と言われているので、次の金利のピークは2040年前後と思われる。米中の覇権争い、ウクライナ戦争、アメリカのインフレを中心としてルールは変わったと認識しています。まだこのインフレが一時の現象だと思っている人がいるようだが、私はゲームのルールチェンジが起こったと思っています。株や債券は下がりコモディティは上がる。円も安いと思う。時代の変化についていきたいと思っています。

たなぶ

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