投資を難しく考えない(初心者向け)

投資初心者向け

ツナギなど伝統的相場技法の話ばかりしてますが、初心者の方は「難しいよ!」と思うかもしれない。正直、相場のやり方は様々あり、伝統的相場技法もその一つです。ですから、別に使わなくていい(ブログ書いててなんですが)。投資をこれから始めよう、あるいはこれから始めようという方に言いたいのは次の3つです。

① 自分のわかるものに投資しよう。

② 買ったら永久に売らないと思うものを買おう。

③ 自分の頭で考えよう。

以上3つが出来れば、投資はだいたい成功ではないか。

①は本当に大事で、人にインデックスがいいよと言われても、よくわからず買ったものは下がれば不安になる。儲けようとして買ったのに損が発生してしまえば、こんなはずじゃなかったとなる。投資信託の平均保有期間は3年だとか。長期投資とは、下げ相場と付き合うことになるのを覚悟しなくてはならないのだが、長期では5~7%で増えるよという話だけで買うと、精神的にもたなくなり売ることになる。だから、自分の行く分かるものに投資すべきだ。経済学者や証券会社のわざとめんどくさくした説明より、あなたの生活の周りによくあるものがあるはずだ。よく行くレストランやエステサロン、小物や、スポーツジムでもいい。人が大勢入っていて、料理が美味しい、サービスが素晴らしい、アイデアが凄いなど、自分がよく知るものに出会ったらその会社が上場しているか確認して、上場していれば買えばいい。ファンとして好きな会社の株を持つのは、大事な「戦略」だ。

②の永久に持とうというのは、投資で大事な「複利」を利用するためだ。アインシュタインも人類の大発見と認めるこの複利こそが、あなたの資産を増やしてくれる。この指数関数的な資産の増大は、複利でしかありえない。成長するものに投資し複利を生かすことが大事で、そのためには長期で持ち続けなくてはならない。株は安く買い高く売る、私のブログを含めてこんな話は無視していい。株価は所詮業績に連動するのであって、永久にもつのが理想なのだ。それを実践して世界一の投資家になったのが、ウオーレンバフェットだ。惚れ込んだ株を永久に所有する、それが大事なのです。

③の自分の頭で考えようは、勉強しかない。①で自分の好きな企業の株を買っても、赤字で株価が暴落するかもしれない。その時、何故だろうと考える。原因は日常使いの会社なら、わかるかもしれない。「あんなに美味しかったのに、最近味が落ちた」「最近サービスが前より悪化している」「以前は斬新な商品があったのに、最近はマンネリだ」なんて自分で気付いていたかもしれない。買ったら永久に持つのが理想だが、会社を買った理由は何だったろうか。あなたがその企業を好きになった理由はなんだったろうか。株を永久所有するのが目的ではない。「あなたが惚れ込んだ株を永久保有する」のが大事なのだ。嫌いになったら別れるしかない。だから、日常使いの会社の株をお勧めするのだ。投資信託は確かに理論的にはリスクを分散できるし、しかもそれを少額で実現できる。でもほとんどの人が3年しか平均で持てないのは、「そこに愛がないから」ではなかいかと思う。下げ相場は本当に厳しいものだ。自分や家族の命の次に大事なお金を失うのだから。それでも持ち続けるには、その企業に対する愛が必要ではないか。惚れ込んだ銘柄ならずっと持ち続けられる。まさにその銘柄と結婚するつもりで買うのが本当の投資ではないかと思うが、みなさんはどうだろうか。

たなぶ

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