たなぶのツナギ①

山種の話の後で自分の話をするのは非常に恥ずかしいが、まあこんなことやっている奴がいる、くらいに読んでほしいです。

【1】銘柄選び : 銘柄は1部上場の歴史ある会社を選びます。それは企業はブランドが1番!なんてことではなく、すでに成長期も終わった会社には「うねり」があるからです。「うねり」の定義ははっきりしませんが、私の解釈だと数週間から数か月の「波」の事です。逆に成長期の会社は一本調子で上がったり、暴落したりとやりずらいのです。「うねり」のある銘柄は、仕方なく全体の相場の中で動いている・・・そんな株なのです。それに歴史ある1部上場企業は、酷い逆日歩になることも少ない。


【2】仕掛け : うねりを見ながら、例えば60日周期の株があったとしましょう。勿論きっかり60日なわけもないので、だいたい60日あたりから買い始めます。基本上げ相場の話です。

売り  買い    買い

0 ー  1     1
0 ー  2     1
0 ー  3     1

と買い下がります。私は等分活が好きですが、たまには下記のような不等分割もします。

売り  買い     買い  

0 ー  1     1
0 ー  3     2
0 ー  6     3


【3】ツナギ : 過熱してきたと思ったら次の60日サイクルを考えつつ、売り上がります。ここも必ず分割にします。

売り  買い     買い  売り

0 ー  1     1
0 ー  2     1
0 ー  3     1
1 ー  3          1
2 ー  3          1
3 ー  3          1
2 ー  3     1
1 ー  3     1
0 ー  3     1



買いで3枚(300株でもいい)買ったとして(別に3枚にこだわっているわけではない)、うねりが上昇の60日近くなったり、目先の上げが強すぎると思えば、ツナギで売り上がる。勿論、うねりの期間を見てやる。こうして、また人気化したらうねりを見ながらツナギをするだけだ。


私は現物は出来るだけ長く持ちたいと考えている。長期投資が一番メリットがるからだ。だが、このようにツナギでやっていけば、買った株の「買いコスト」を下げる事が出来る。ちなみに山種の東京海上のコストは、「マイナス1200円」だったと言われている。持ち株のコストを0にすることが、まずは株ヘッジャーの目標ではないだろうか。


ちなみに昨日日本株は大きく下げましたが、手持ちのツナギを少し買い戻しました。こうして、少しずつ持ち株のコストを下げていきます。手持ち株が下がるのを只々見ているよりは、ストレスは少ないです。私は小心者なので、山種のようにオーバーヘッジはしません。持ち株の範囲でしかツナギをしないのも、長く続けるコツかなと思います。


                                 たなぶ

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